外為オンラインFX LS  FXの取引例

FXを行う上で、最低限決めておくべきことがいくつかありますが、実際の具体例をご紹介します。

  • レバレッジはどこまでかけるか?
  • 資金量はどのくらいにするか?
  • ポジションはどのくらい保有するか?
  • どこまで上がったら利益を確定するか?どこまで下がったら損切り(ロスカット)を行うか?

レバレッジを最大限に活かした短期トレード

  • レバレッジ25Hコースで取引する
  • 資金30万円を入金する
  • 1日の変動幅が大きいユーロ円を中心に取引

①まず、資金30万円でレバレッジを最大に活用することで、ユーロ円は何枚(何万通貨)買う(売る)ことができるか?

⇨2014年10月6日時点で、ユーロ円を1枚(10,000通貨)取引するには、55,000円の証拠金が必要となりますので、30万円の資金だと、5枚(50,000通貨)買う(売る)ことができます。

取引証拠金は変動することがあります。
 FXの取引証拠金について詳細はこちら

【計算式】
300,000円÷55,000円=5.4545・・

②5枚を買うことで、ロスカット値はどうなるか?

⇨5枚買うと、取引証拠金が275,000円となりレバレッジ25Hコースのロスカット値は取引証拠金×100%で計算されます。
【計算式】
取引証拠金:55,000円×5枚=275,000円
ロスカット値:275,000円×100%=275,000円

③この状態でユーロ円がいくら下がったらロスカットとなるか?

⇨30万円の資金がロスカット値を下回るとロスカットが執行されます。
【計算式】
300,000円−275,000円=25,000円、25000円÷50,000通貨(5枚)=0.5円
したがって、0.5円(50銭)よりも下がったらロスカットとなります。

④上記の計算を元に、利益確定と損切りのポイントを設定する。

■具体的な取引手法
ユーロ円5枚を買い、30銭上昇したら利益を確定、思惑に反した場合は、ロスカットになる前に、20銭下がったところで自分で決済をする。

1週間程度のトレンドを重視したスイングトレード

  • レバレッジ25コースで取引を行う
  • 資金50万円を入金する
  • 上昇トレンドが1週間程度継続すると仮定して豪ドル円を取引する

①まず、資金50万円で豪ドル円を何枚買うことができるか?

⇨2014年10月6日時点で、豪ドル円を1枚取引するには、39,000円の証拠金が必要となりますので、50万円の資金だと、12枚(120,000通貨)買うことができます。

取引証拠金は変動することがあります。
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【計算式】
500,000円÷39,000円=12.82・・・

②10枚(100,000通貨)を買うことで、ロスカット値はどうなるか?

⇨10枚買うと、取引証拠金が390,000円となりレバレッジ25コースのロスカット値は取引証拠金×25%で計算されます。
【計算式】
取引証拠金:39,000円×10枚=390,000円
ロスカット値:390,000円×25%=97,500円

③この状態で豪ドル円がいくら下がったらロスカットとなるか?

⇨50万円の資金がロスカット値を下回るとロスカットが執行されます。
【計算式】
500,000円−97,500円=402,500円
402,500円÷100,000通貨(10枚)=4.025円
したがって、4.025円(約4円)よりも下がったらロスカットとなります。ただし、取引終了時点(NYクローズ時点)で、390,000円×100%=390,000円の水準を割り込んでいた場合、追加証拠金が発生します。

④上記の計算を元に、利益確定と損切りのポイントを設定する。

為替相場は、期間が長くなればなるほど変動幅は大きくなる傾向があり、1週間程度のスウィングトレードを行う場合、短期トレードに比べて、想定すべき変動幅も大きくなります。

■具体的な取引手法
90.00で豪ドル円を3枚買い、利益確定を1.8円、損切りを0.8円(80銭)に設定する。損切りの注文には逆指値(トレール)注文を設定しておきます。1週間後、レートが91.50まで上昇している場合、損切りの逆指値は自動的に、90.70まで引き上げられています。

スワップポイントを受け取ることを目的とした長期トレード

  • レバレッジ10コースで取引を行う
  • 資金100万円を入金する
  • 半年後にスワップポイントを受け取ることを想定して長期でポジションを保有する

①まず、資金100万円で豪ドル円を何枚買うことができるか?

⇨2014年10月6日時点で、豪ドル円を1枚取引するには、96,000円の証拠金が必要となりますので、100万円の資金だと、10枚(100,000通貨)買うことができます。

取引証拠金は変動することがあります。
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【計算式】
1,000,000円÷96,000円=10.41・・・

②10枚(100,000通貨)を買うことで、ロスカット値はどうなるか?

⇨10枚買うと、取引証拠金が960,000円となりレバレッジ10コースのロスカット値は取引証拠金×25%で計算されます。
【計算式】
取引証拠金:96,000円×10枚=960,000円
ロスカット値:960,000円×25%=240,000円

③この状態で豪ドル円がいくら下がったらロスカットとなるか?

⇨100万円の資金がロスカット値を下回るとロスカットが執行されます。
【計算式】
1,000,000円−240,000円=760,000円
760,000円÷100,000通貨(10枚)=7.6円
したがって、7円60銭よりも下がったらロスカットとなります。

④向こう半年間の豪ドル円の1日のスワップポイントを70円と想定した場合、半年後には70円×10枚(100,000通貨)×180日=126,000円のスワップポイントが発生する。

■具体的な取引手法
90.00で豪ドル円を10枚買い、半年間保有する。なお、保有している最中に豪ドル円のレートが1円26銭以上上昇していれば、半年後の受取スワップの目標値である126,000円の利益を値上がり益で達成できるので、その時点で一度ポジションを決済することも想定しておきます。

FX(店頭外国為替証拠金取引)に関するリスク及び手数料等について(LS口座専用)

外国為替証拠金取引は、元本および利益が保証された金融商品ではありません。相場の価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となるため、証拠金の額を上回る損失が発生するおそれがあります。

取引手数料は、原則無料です。但し、iサイクル2取引は1万通貨単位(南アフリカランド/円は10万通貨単位)あたり片道200円(税込)を徴収いたします。

取引レートには通貨毎に売付価格と買付価格に差額(スプレッド)があります。

個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより決定され、お取引額の4%・10%・20%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。

法人のお客様の場合は、当社が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額以上の委託証拠金が必要となります。為替リスク想定比率とは金融商品取引業に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

当社は法令上要求される区分管理方法の信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限日に時間差があること等から、いかなる状況でも必ずお客様からお預りした証拠金が全額返還されることを保証するものではありません。お取引に際しては、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、お取引の仕組みやリスク等を十分ご理解の上、お客様ご自身の判断と責任においてお取引いただきますようお願いいたします。

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