1日1回午前 7:00(米国サマータイムの適用期間中は午前 6:00)毎に、有効証拠金(口座資産+評価損益−出金依頼額)が必要証拠金以上となっているかを確認いたします(追加証拠金の判定)。
この時点で、有効証拠金が必要証拠金を下回っていた場合、追加証拠金(必要証拠金と有効証拠金との差額)が発生致します。追加証拠金発生後、次の取引時間終了時刻25分前までに追加証拠金を解消(有効証拠金が、必要証拠金を上回るための入金あるいは保有するポジションの一部または全部を決済)する必要があります。
追加証拠金発生後、次の取引時間終了時刻25分前(追証の解消期限)までに追加証拠金を解消しない場合には、同時刻に、お客様が保有する全てのポジションをただちに成行注文で強制決済いたします。また、その際に、約定されていない指値注文等についても全て取消されます。ただし、ロスカットルールが常に優先されるものとします。
- 追加証拠金の判定は午前 7:00(米国サマータイムの適用期間中は午前 6:00)です。
- 追加証拠金が発生した場合は、「注文中の新規注文」は全て取消されます。
- 追加証拠金が解消されるまでは、「新規注文」および「出金依頼」はできません。
- 取引時間中の相場変動により有効証拠金額が回復し、必要証拠金を上回った場合でも、追加証拠金を解消するためには、追加証拠金額をご入金いただくか、保有するポジションを一部または全て決済する必要があります。
- 取引時間終了時刻25分前は、午前6:30(米国サマータイムの適用期間中は午前5:30)です。
- 主要海外市場が休場(クリスマス休暇・年末年始等)の場合等は取引時間終了時刻が変更となる場合があります。
(例)いくら下落したら、追加証拠金が発生するの?
午前 7:00(米国サマータイムの適用期間中は午前 6:00)に有効証拠金5万円、1万米ドルの買いポジションを保有、 判定レートが1米ドル=80.256円だった場合
午前 7:00(米国サマータイムの適用期間中は午前 6:00)、有効証拠金<必要証拠金となった場合に追加証拠金が発生
必要証拠金=80.256円×1万通貨×0.04=32,102.4円→1,000円未満は切り上げとなるため、
必要証拠金は33,000円となります。
有効証拠金5万円が午前 7:00(米国サマータイムの適用期間中は午前 6:00)に、必要証拠金33,000円を下回った場合に追加証拠金が発生。
いくら下がったら追加証拠金が発生するか
追加証拠金発生までの余裕資金=有効証拠金−必要証拠金= 50,000円−33,000円= 17,000円
次の取引時間終了時に評価損が、17,000円 ( 50,000円−33,000円)を超えた場合、
17,000円÷10,000(米ドル)=1.7円
80.256円-1.7円=78.556円
つまり、午前 7:00(米国サマータイムの適用期間中は午前 6:00)に、米ドル/円が78.556円以下に下落した場合は追加証拠金が発生します。
(例) 追加証拠金の発生および強制決済
FX(店頭外国為替証拠金取引)に関するリスク及び手数料等について(LS口座専用)
外国為替証拠金取引は、元本および利益が保証された金融商品ではありません。相場の価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となるため、証拠金の額を上回る損失が発生するおそれがあります。
取引手数料は、原則無料です。但し、iサイクル2取引は1万通貨単位(南アフリカランド/円は10万通貨単位)あたり片道200円(税込)を徴収いたします。
取引レートには通貨毎に売付価格と買付価格に差額(スプレッド)があります。
個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより決定され、お取引額の4%・10%・20%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
法人のお客様の場合は、当社が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額以上の委託証拠金が必要となります。為替リスク想定比率とは金融商品取引業に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。
当社は法令上要求される区分管理方法の信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限日に時間差があること等から、いかなる状況でも必ずお客様からお預りした証拠金が全額返還されることを保証するものではありません。お取引に際しては、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、お取引の仕組みやリスク等を十分ご理解の上、お客様ご自身の判断と責任においてお取引いただきますようお願いいたします。