FXとは
FXとは「Foreign Exchange」の略称で、正式には「外国為替証拠金取引」といいます。
FX(外国為替証拠金)は、ドルやユーロなどの外国通貨(為替)を交換・売買し、その差益を得ることを目的とした金融商品です。
為替レートが「1ドル=100円」のときに
アメリカ旅行に行く場合・・・
100円で1ドルに両替
数日滞在して、帰国時の為替レートが
「1ドル=105円」のときに両替
1ドルを105円に両替
外貨預金との違い
外国為替を使った資産運用の方法として、一般的には銀行などで取り扱っている「外貨預金」がありますが、FXでは外貨預金と違い、売買する外貨相当の日本円を入金する必要はなく、レバレッジ(てこの原理)という仕組みを利用し、少額の資金(証拠金)で最大25倍の取引をすることができます。
また、外貨預金では実際に外貨を保有することになりますが、FXでは外貨を保有することがないのもポイントです。例えば、米ドル預金をする場合、円を使って米ドルを購入するため、取引後は米ドルを保有することになります。これに対し、FXでは「ある通貨を買って、対となる通貨を売る」取引が行われます。例えば、米ドルを買って円を売る取引を行った場合は、「米ドル/円」の買い(ロング)ポジションを保有することになります。逆にドルを売って円を買う取引を行った場合は、「米ドル/円」の売り(ショート)ポジションを保有することになります。
概念で言えば、外貨預金は一般の人が銀行に外貨を預ける「B to C」であるのに対して、FXはA銀行がB銀行と通貨の取引をする「B to B」と考えることができます。
24時間眠らないマーケット
外国為替市場は、ネットワークでつながれた世界中のインターバンク市場を利用して取引が行われているので、株式市場のように取引時間(立会時間)に制限がなく、24時間(土日を除く)、取引することが可能です。
FXではどうしたら利益がでる?
FXでは、レートが上がっても下がっても利益を狙うことができます。その仕組みについて解りやすく解説します。
「買い」と「売り」
FXは、2カ国間の通貨を売り買いする取引ですので、片方の通貨がもう片方の通貨に対して、「相対的に価値が上がるか下がるか」の2通りの値動きを予想するものです。
つまり、上がると予想した場合は「買い」、下がると予想した場合は「売る」という方法があるので、上昇相場と下降相場の両方で利益を狙えるチャンスがあります。
レートの動きが予想に反した場合は、損失が発生します。
FX(店頭外国為替証拠金取引)に関するリスク及び手数料等について(LS口座専用)
外国為替証拠金取引は、元本および利益が保証された金融商品ではありません。相場の価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となるため、証拠金の額を上回る損失が発生するおそれがあります。
取引手数料は、原則無料です。但し、iサイクル2取引は1万通貨単位(南アフリカランド/円は10万通貨単位)あたり片道200円(税込)を徴収いたします。
取引レートには通貨毎に売付価格と買付価格に差額(スプレッド)があります。
個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより決定され、お取引額の4%・10%・20%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
法人のお客様の場合は、当社が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額以上の委託証拠金が必要となります。為替リスク想定比率とは金融商品取引業に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。
当社は法令上要求される区分管理方法の信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限日に時間差があること等から、いかなる状況でも必ずお客様からお預りした証拠金が全額返還されることを保証するものではありません。お取引に際しては、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、お取引の仕組みやリスク等を十分ご理解の上、お客様ご自身の判断と責任においてお取引いただきますようお願いいたします。